センター概要
【ごあいさつ】
  
日頃は、東大阪市立産業技術支援センターの事業に、ご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
 当センターは、平成9年の開所以来、地域企業の皆様の「技術の地域診療所」として、技術相談、試験研究機器の利用、研究会・技術セミナー開催等の業務を実施しています。品質管理、品質向上や製品トラブルへの対応をはじめ、新製品開発や研究開発を目的として、数多くの企業の皆様にご利用いただいております。
 今後も技術動向や社会情勢の変化に対応して機器の更新・新設を行うとともに他機関との連携を強化し、利用者の皆様にご満足いただけるよう努めてまいりますので、お気軽にご相談ください。

令和3年4月
             東大阪市立産業技術支援センター
                             所 長  木下  俊行       
技術相談員の紹介
 試験・研究・商品開発等の豊富な経験を有する下記の相談員が皆様からのご相談に対応いたします、。専門分野や担当機器に関わらず、相談員が連携してご相談に応じます、当所で対応できない技術分野につきましても、公設または財団法人等の試験研究機関や支援機関の情報を提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
                    
木下 俊行
専門分野:機械、特に強度設計ならびに塑性加工解析・動的解析
等のシュミレーション技術
担当機器:精密万能試験機による強度試験、デジタルマイクロスコープによる形状観察・寸法測定、3Dプリンターを担当しています。他機関の紹介や、当センターが主催する研究会・セミナー等についてもお気軽にご相談ください。
 
木本 正樹
 
専門分野:高分子材料の物性、プラスチック、接着剤
などの特性評価。
担当機器エネルギー分散型X線分析装置による元素の定性・定量分析、電子線三次元粗さ解析装置による鏡面・平滑面、微細溝などの形状・粗さ解析、超微小押込み硬さ試験機による材料の表面、微小領域での硬さや材料特性評価を担当します。
 
藤田 直也
専門分野:金属材料の機械的特性と熱処理、溶射技術など
担当機器:ビッカース硬さ試験機、マイクロビッカース硬さ試験機、
ロックウェル硬さ試験機、ショアー硬さ試験機、倒立型金属顕微鏡、荷重変動型摩擦摩耗試験機、精密試料切断機、試料埋込機、試料研磨機、定温乾燥機、電気炉
 
金子 航三
金子 航三
専門分野:機械、特に機械製作、機械加工等における寸法精度の測定やそのデータの解析など
担当機器:CNC三次元測定機による形状計測と高精度寸法測定、万能投影機による形状と寸法測定、表面粗さ計による面粗度の測定など、主として三次元形状計測や実測データに基づく図面化に係わる機器、マシニングセンタによる加工技術を担当しています。
 
下曽山 稔
専門分野:塗装・印刷・鍍金などの表面処理技術、金属材料・
樹脂材料の特性に関する技術分野
担当機器:蛍光X線分析装置による金属・セラミックスなどの組成
分析、FT-IRによるプラスチックなど高分子材料の分析、X線回折
装置による無機粉末の同定・構造解析を担当しています。
 
   

 
 【施設の概要】
敷地面積         4,819㎡
延床面積   2,893㎡ 
構      造   鉄筋コンクリート造  地上3階 搭屋1階
研究棟 3階建  中間試験工場 1階建
施      設  会議室(2)・研修室(1)
インキュベーション  5室(32㎡~63㎡)
開放型研究室
モノづくり試作工房
ものづくり体験教室(少年少女発明クラブで使用)
常設展示場
企業交流室
喫茶談話室
各種検査・測定・加工室(技術指導員がつきます)
吊上げクレーン1基(1トンまで) 
駐車場 14台(中小型車)

 
 
【東大阪市立産業技術支援センターの沿革】
戦    前 江之子島工芸指導所関西支所(当時大阪市西区に所在)商工省管轄
昭和24年4月 第1期工事竣工(全体は3期工事)
昭和27年3月 国より布施市に移管  布施市立工芸指導所として開所
昭和39年4月 布施市から大阪府に移管
大阪府立工業奨励館東大阪分館と して開所
昭和49年9月 現施設竣工(前年に施設焼失のため)
平成9年4月
 
大阪府から東大阪市(昭和42年に3市合併 東大阪市となる)に移管
東大阪市立産業技術支援センターをオープン
国の支援・補助にて各種加工及び測定・分析機器を導入
大阪府立産業技術総合研究所と連携のもと、東大阪市に所在の中小企業を中心とした技術面の支援事業にあたる
平成18年 (財)JKAの補助事業として「エネルギー分散型X線分析装置(EDX)」を導入
平成19年 (財)JKAの補助事業として「CNC三次元測定器」のソフトを更新
平成20年 (財)JKAの補助事業として「精密万能試験機」の制御系を更新、ねじり試験装置を付加した
平成21年 (財)JKAの補助事業として「荷重変動型摩擦・摩耗試験装置」を導入
平成22年 (財)JKAの補助事業として「蛍光X線分析装置」を更新
平成23年 (財)JKAの補助事業として「電子線三次元粗さ解析装置」を更新
平成24年 (財)JKAの補助事業として「倒立型金属顕微鏡」「超微小押込み硬さ試験機」「表面粗さ・輪郭形状測定機」を更新
平成25年 (公財)JKAの補助事業として「デジタルマイクロスコープ」「X線回折装置」を更新
平成26年 (公財)JKAの補助事業として「顕微フーリエ変換赤外分光分析装置(FT-IR)」を更新
平成27年 (公財)JKAの補助事業として「マイクロビッカーズ」「ビッカーズ」を更新
平成28年 (公財)JKAの補助事業として「精密万能試験機」を更新。毎年、機器の更新・導入を行い、東大阪市内中小企業の活動を支援している
平成29年 (公財)JKAの補助事業として「CNC三次元測定機」を新規更新
平成30年 (公財)JKAの補助事業として「蛍光X線分析装置」を新規更新
令和元年 (公財)JKAの補助事業として「エネルギー分散型X線分析装置」を新規更新
令和2年 (公財)JKAの補助事業として「電子線三次元粗さ解析装置」を新規更新
令和3年 (公財)JKAの補助事業として「精密万能試験機」を新規更新

 

 

 


 

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